アヒンサー(非暴力)について。

 
前回お話ししたヨガの8支則。
 ヤマ(やってはいけないこと)ニヤマ(したほうがいいこと)とアーサナ(ポーズ)、
プラーナヤーマ(呼吸法)と瞑想の練習を私はしています。
 それ以外の部分は、まだ未知の世界。
 特に、上位の部分は自然と起こるものだそうで実践してますとはいえない部分らしいです。

 なので、私が自分の言葉で分かる範囲でシェアできたらと思います。
 何事もいきなり本題には入れません。前提がありますことをご了承くださいませ。

 あと、昨日からの記事を読まれて「あっ。私のことだ」と思われなくて大丈夫です。
 私も含めて、「みんな」です。
 ある方から見たら、私もぬるい奴です(笑)
 私も言われたことありますっ!
でも、その言葉に感謝してます!
だって直すきっかけをくれているのですから✨

 さて、ここから、今日のテーマのヤマ(してはいけないこと)の
最も大切な「アヒムサ(非暴力)」について考えたいと思います。
アヒムサは、暴力をふるわないこと。
ヨガ哲学の良いところは、シンプルすぎて解釈は委ねられているところです(笑)
「非暴力を確立した人がいるところでは、すべての敵意はやむ。」(ヨーガ・スートラ2-35)
これだけ。

ベジタリアンになるのも良し、感謝してお肉を頂くのも良い。
全部を赦す生き方も良い。
自分を大切に多少衝突があっても正直に生きるも良し。

私は「エゴ」のコントロール、中庸を目指すことかなと思います。
人を慈しむ、周りを愛する、と同時に自分も大切にする。
自分がされて嫌なことはしない。
でも、すべて自分目線にならないように。
周りに関心をもつ。
自分と違う考え方を受け止めて、謙虚に学ぶことが私のアヒムサです。
なるべく「普通」と「常識」という言葉をなるべく遣わないように努力しています。
育った環境で「普通」は随分違うことを学んだから。

そして、自分の中の攻撃的な部分に気づいて、取り除いていく努力をする。
それが、すべてのものと一つになるサマーディに繋がるのかなと。

きっと数年後には私のアヒムサも解釈が微妙に違うかもしれません。
それも良しです。経験につれて解釈が深まるのでしょう。
だから、ヤマニヤマは世界との関わり方だなと思います。


写真は、諫早の本明川の様子。
カモは、渡り鳥だそうです。仲良くしてますよね。世界もこんな感じが望ましい。