kitten


 とあるご縁で、乳飲み子猫のミルクボランティアをしています。
 (ご支援いただきましたN.T様、送ってくださったS.I様ありがとうございました🙏)

   写真の子猫たちは4/12に車のエンジンルームで鳴いているところを保護されました。
 保護主の方がフルタイムのお仕事なので、私が平日代わりに預かっています。 
 3、4時間おきにミルクをあげています。
 去年の今頃、生後1ヶ月の子猫だったレオを保護したので、やはり猫が生まれる季節なのでしょうね。

 ご存知の方も多いと思いますが、私は猫のボランティアをしています。
 猫の数に対してボランティアの方の人数は足りず、そして、みなさん日中お仕事をしながら猫の活動をしています。
 医療費も餌代も諸経費は自腹です。
 この活動を始めて、全くの善意で行われているこの活動に驚きました。 
  
 保護しても猫はどんどん増えていく。
 きりがない。 

 そして、せっかく生まれた猫はトンビやカラスに食べられたり、母猫の母乳が足りず飢え死にしたり、車にはねられたり、保健所で殺処分されています。 
 悲しいですよね。
 
 有効な方法としてはTNRMです。
 野良猫を捕獲して(TRAP)、不妊去勢手術をして(NEUTER)、元の場所に戻します(RETURN)。
   その後餌やりをし、トイレを設置し、地域で1代限りの命を見守る活動(MANAGEMENT)です。

 手術済みの猫は耳カットが施されています。
 これ以上増えません。
 あたたかく見守ってあげてください。

 長崎市動物の愛護及び管理に関する条例があります。ぜひ目を通してください。
https://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/770000/771000/p038615_d/fil/doubutuaigo.pdf

 猫は野生動物ではなく、もともと犬と同様に人と共に暮らしてました。
 ネズミの駆除に役立ち、中世ヨーロッパの流行病を鎮静化した立役者でもあります。
 昔は、中外飼いが多く、猫は家と外を行き来しました。
 そのころは車も少なく、ひかれることもなかったと思います。

 世の中の価値観は変化します。
 変わるものを変わらないと思うと苦しみが生まれます(煩悩、クレーシャです)。

 今では、中外飼いは禁止です。
 完全室内飼いです。
 譲渡会のお手伝いをしていて、先住猫を平気で外に出された話をされる方がいますが、改善していただけない場合は譲渡しません。
 猫にとって危険だからです。
 
 ヨガ哲学では、1番最初に守るべき外の世界とのルールにアヒムサ(非殺生、非暴力)をあげます。
 「アヒムサが定着したすれば、その人の前では、全ての敵意は消滅するだろう。」(パタンジャリ・ヨーガスートラ2−35)
 
 私は、2020年頃からこの実践を心に決めて行うようにしました。
 その行き着く先が猫ボランティアでした。

 犬に対して、環境に対して、他の動植物に対して、自分の周りの人に対して、自分に対して、日本に対して、海外の人に対して。
 なんでもいいと思います。
 
 実は、この実践を行うと他の人があーだとか、嫉妬とか、怒りとか、そういう他者に対するネガティブな感情が薄まっていきます。
 自分がどうありたいのかに集中しているからです。
 そうするとヒムサ(暴力)を抱えている人は、波長が合わないのか、自然と離れて行くのです!!!
 2年ほど実践して実感しています。
 まさに、類は友を呼ぶ!です。
 今、私の周りには優しい人達が多く、助けてくれます。
 もちろん、私も助けます。
 
 よりたくさんの人を助けられるようにヨーガセラピーを学びます。
 GWはヨーガセラピーの講座を受講するため、レッスンをお休みします。
 ご協力よろしくお願いします🙏

 (これを告知するために長いブログを書いてしまいました。読んでいただきありがとうございます)

 ナマステ🙏

 写真:保護された乳飲子たち。目が開きました💖