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レオが体調を崩したり、保護猫の譲渡会に毎週参加して忙しかった頃、餌やりさんたちに任せて現場に行ってませんでした。

 少し落ち着いて見にいくと、グレーキジの猫が最近いないと餌やりさんから報告を受けました。
以前、ご近所の方からメッセージで猫が私有地にいて迷惑いだから離れたところに放したと報告を受けていました。
しかし、敷地外に放しただけだろうと思って聞いてみると悪びれもせずに西山台に遺棄したと言いました。

びっくりして現場に行きましたが、いるはずもなく・・・。
途方にくれました。
私は、ここの現場の猫には手術すだけだから愛着が湧かないように、あえて名前をつけませんでした。

グレーキジのさばは、保護した猫より少し大きな猫で、他の地域からの流入猫だということで去勢手術だけしてリターンしました。
可愛い猫だったので、保護して里親募集したかったのですが、無理でした。

このあと、家でたくさん泣いて、後悔して、悲しくて、この感情をどうしたらいいのか途方にくれました。
ネコボランティア仲間によると、たまにあることだそうで、アドバイスをもらい、チラシを作り、近所にポスティングしました。
もしかしたら、どこかで餌をもらっているかもしれないそうです。

遺棄した人を訴えるにも証拠がなく、時間も経っているため難しいです。
こういうことが私たちの知らないところでたくさん起きています。
長崎は猫の街と言いながら、外猫たちは幸せに生きれていないのです。
こういう猫を減らしていきたい、最終的には野良猫をゼロにしたい。
これが私や猫ボランティアの願いです。

餌をあげるのならば、責任を持って不妊去勢手術をしてください。
できないなら関わらないでほしい。
私は猫好きですが、みんなが猫好きなわけではない。
猫を嫌いでいる自由もあると思います。
そういう人が猫に危害を加えないように猫を守ってほしいです。